Porche Club Kyushu

 


 

ポルシェクラブは、ここ九州からスタートしました。

 

ポルシェクラブは単一のドライバーズクラブとしては世界最大のものです。

世界中に12万人を超すメンバーがおり、ツーリング、走行会や懇親会などの企画運営を中心に活動しています。

ポルシェのオーナーなら、どなたでも参加できます。

国内では、ポルシェクラブとポルシェ356クラブ・オブ・ジャパンがポルシェ AGに公認されています。

また、ポルシェ AGのクラブコーディネーション部門では世界中の公認ポルシェクラブをサポートしています。

 


 

ご挨拶

 

我々、ポルシェクラブ九州(PCKS)は、世界ポルシェクラブ機構に属する、

日本で唯一の公認クラブである“ポルシェクラブジャパン”の支部組織の中で最も歴史のある支部の一つです。

ポルシェクラブジャパンが発足した1987年より3年前の1984年に発足しました。

 

ポルシェクラブ九州には、発足時の会長である小田展生前会長の「“ポルシェが好き”というただ一つの理由だけで年令、

職業、社会的地位などを超越して異業種交流ができる“格式”などに全くとらわれない大変愉快なクラブ」という言葉を基に、

ポルシェ好きの仲間が集まっています。

 

年始の初詣ツーリングに始まり、年末の豪華なイヤーエンドパーティまで、春・夏・秋のクラブツーリングやサーキット走行会、

ジムカーナでのドライブレッスンなど、ほぼ毎月ポルシェを楽しめるイベントを企画開催しています。

 

 九州、山口地区のポルシェオーナーの皆さま、ポルシェ好きで集まってみませんか?

今後のポルシェライフがもっともっと楽しく充実したものになる事は間違いありません。皆さまのご入会をお待ちしております。

 

ポルシェクラブ九州 会長 島田興人

 


 

 

ファウンダーからのご挨拶

 

30数年前 九州のポルシェファンだけで一緒に楽しく遊べるクラブがあったらいいな?!という思いで、

時のディーラーの協力を得て九州のポルシェオーナーの皆さんにお声がけして作ったクラブが 

まさか全国組織になり、ポルシェクラブワールドワイド(世界組織)の日本で唯一の公認クラブになるなんて

考えてもしていないことでした。

そしてまたそのクラブがこんなにも長く続くことは、ポルシェという車の他の追随を許さない奥深い魅力が

そうさせるものだと確信するものです。

 

性別、年齢、職業、社会的地位等すべてを超越して、ただ「ポルシェが好き」という理由だけで

皆が集い楽しい時を共有するポルシェクラブ、その日本における原点であるポルシェクラブ九州が今後も

全国各支部の手本となるべくさらにアクティブに楽しく発展していくことを願っています。

ポルシェクラブジャパン 

ポルシェクラブ九州

ファンウンダー 小田展生

ポルシェクラブ九州の思い出 

 

思い起こせば35年前(1983年)私にとって2台目のポルシェ(1台目は924)である911SCを手に入れた時、

既に東京、関西に存在していた「日本ポルシェクラブ」の事務局に入会希望との電話を入れたところ

「このクラブはポルシェを持っていれば誰でも入れるクラブではない!複数の理事の推薦と数度の仮参加の後、

理事会で会員とふさわしいと認定されれば入会させます。が、まず九州なら離れているためまず無理でしょう」との

実に木で鼻をくくったような返答をされました。

 

そこで「ポルシェを並べて走ってなんぼのもんや!こちらで同好の士を集めて作ろうか?」と当時のディーラーのセールスに

相談したところ、全面的に協力するので是非!とおだてられ、一晩で、ポルシェオーナーであれば誰でも入会できるオープンなクラブを

目指す発足趣意書と大学の同門会会則と歯科医師ゴルフクラブの会則を基に簡単なクラブ会則を作成し、ディーラーから提供してもらった九州の顧客名簿の方々に私宛の返信ハガキを入れて郵送しました。(当時はまだパソコンはおろかワープロもない時代で手書きの原稿を

和文タイプで打ってもらいました。また個人情報保護法などもなく簡単に顧客名簿をお借りできたのもなつかしい思い出です)

 

早速九州各地の30名近い方々から是非クラブを作って入会させてくれとのお返事をいただきました。

そのハガキの中でも特に現在も会員である柿添圭嗣さんが、ハガキ一面に小さな字でポルシェへの思いをぎっしりと書き込んで

送られてきたのを見て「こんなすごいポルシェファンがいるんだ!」と心から嬉しく感じたものです。

(後で聞いた話では柿添さんも日本ポルシェクラブから私と同じ対応にあっていたとか)そこで早速副会長をお願いしました。

当初はポルシェクラブという名称が登録商標に引っかかるとかで(実は関係なかったのですが)『ポルシェオーナーズクラブ九州』として当時のディーラーであった米国自動車(株)の後援の下ガーデンパレスで発足パーティーを開き、秋吉台に最初のツーリングに

行きました。

 

性別はもちろん年齢も職業も社会的地位も違うただ「ポルシェが好き」という理由だけで集まった方々、でもポルシェという共通点で、

すぐに古くからの友人のように仲良くなれて、また口伝えであっという間に会員も50人を超しました。

 

そして毎月のようにツーリングを始め自動車学校でのジムカーナなどイベントを続けていたら、ある日当時のインポーターであった

ミツワ自動車の広報から「九州のクラブの活発な活動を知り、このようなオープンなポルシェクラブを全国に展開したいので

協力してほしい!」との連絡を受け担当者が訪ねて来られました。

 

当時ドイツBMWから日本に帰国してミツワの常務取締役として就任された黒坂登志明さん(のちのポルシェジャパン社長)が音頭を取り、

ちょうど福岡のディーラーと親しくしていた岡山のディーラーに私が作った趣意書、会則が送られて発足していた岡山のクラブ

(現ポルシェクラブジャパン会長の板野さんが会長でした)と北海道にもできているとのことで、この3クラブの会長が東京に集まり、

新しいポルシェクラブジャパンの発足を宣言する運びになりました。(発足当初はやはり会長は東京の人がいいという事で早稲田の

教授だった森田さんにお願いし、私が副会長として実質の運営をしていきました。(その後会長に就任して20余年つとめました)

 

ミツワの販売店をベースに支部を作っていき 発足翌年には富士スピードウエイで早速ポルシェパレードを開催しました。

この第1回ポルシェパレード開催に当たっては何度も東京での準備理事会、雪の中での現地視察と柿添圭嗣さんにも常に

一緒に参加いただき御苦労をおかけしました。(その全国理事会への旅費に関しては九州のクラブも歴史も浅く資金も乏しくすべて

自腹でした。)その後パレードは2年に一度会場を鈴鹿サーキットに移して開催され今日に至っております。

 

その後支部クラブが全国に次々に発足して全国規模のクラブの基礎ができてくると今度は『ポルシェクラブワールドワイド』、いわゆる

ポルシェAG公認の世界組織の日本で唯一の公認クラブに認定され「ポルシェクラブ世界会長会議」へ出席する羽目になりました。

 

九州でクラブを作ることを考えた際には全国展開することなど全く頭の中にはなく、

ましてや世界組織があり公認クラブの世界会長会議のなんて知る由もないことでした。

初めての世界会長会議に出席する際には 自身ドイツに一度も行ったことがなく不安いっぱいだったのですが、

当時車の輸入でしょっちゅうドイツ往復をしていた会員の秋田さんが一緒に行ってくれることになり大いに助かりました。

会議では当時話題になっていたポルシェの4ドア計画に関して「ポルシェに4ドアはいらない!」と私が発言したことで、

世界中のメンバーから賛同の意見が次々に上がり会議が混乱?!大盛り上がりになりました。(その後十数年後にカイエンが出ましたが)会議後のパーティーではフェリーポルシェ博士、ポルシェデザイン創始者(911デザイナー)のアレキサンダーポルシェ、

日本に初めてポルシェレーシングカーを持ち込んで生沢哲に走らせた、

元ポルシェAGレース監督、広報部長であったハン・フォンシュタイン男爵ともお会いでき、記念写真を撮ることができました。

この3方が出席したのはその会議が最後でした。

その後2年に一度の会長会議にわが九州の吉村さんにも何度か一緒に参加してもらいました。

 

3支部を基礎に発足した全国クラブも27の支部を持つ大組織になりました。

そして2013年にかねてより後継をお願いしていた板野聡さん(当時副会長)にジャパンの会長を譲り、

また九州支部も今年2018年に自身70歳の節目の年に島田興人さんに会長を引き受けていただくことになりました。

あっという間の30余年、今から考えると35歳そこらの、しかもポルシェ歴も浅い若造が、

よくもまあ図々しくポルシェクラブを作ろうなんて考えたものだと恥ずかしく感じるものです。

多くの方に何度も失礼な振る舞いもあったことと申し分けなく思っております。

ただそんな「ポルシェだけが共通点」の利害関係が全くない異業種交流会のおかげで、

多くのかけがえのない友人を作ることができたことが一番の財産だと感じております。

 

ポルシェ社もかつての純スポーツカーメーカーからSUVに4ドアサルーン、ワゴン、

そして次は電気自動車まで作るワーゲン傘下のメーカーになり、かつての個性の塊であり、

いい意味で緊張を強いられる空冷のポルシェ911の時代にその奥深い魅力にはまった人たちで世界中に自然発生的に発足した

ポルシェクラブもその存在意義が変わってきたような感じもします。

しかし車種は様々でもフェルディナントポルシェから引き継がれた哲学は依然として、しっかりとぶれずに筋を通していると思います。

これからもポルシェを中心に楽しいだけの愉快なだけの異業種交流会として続いて行ってほしいと願っております。

 

 


 

 

2018~2019年度ポルシェクラブ九州役員

 

会長 島田 興人
副会長 河野 雅美 ・ 近藤 浩一
専務理事 五嶋 規順
事務局長 落合 崇規
理事 柿添 三郎 ・ 荒牧 和弘会計担当)・ 井崎 由美
  山本 成児ホームページ担当)・ 花島 克幸 ・ 上村 義子
監事 秀島  治 ・ 吉村 芳和
ファウンダー 小田 展生 (相談役)

 

 


 

Club Office

 

ポルシェクラブ九州 事務局

 私たちポルシェクラブ九州は、ポルシェ正規販売店・福岡スバル株式会社が経営している「ポルシェセンター福岡」からのサポートを受けています。

ポルシェクラブ九州の事務局は、「ポルシェセンター福岡」内にあります。

 

ポルシェセンター福岡 

 

ヤナセプレストオート株式会社  

〒813-0044 福岡県福岡市東区千早4-14-8

TEL:092-710-0911 / FAX:092-663-3686

営業時間: 10:00~19:00 定休日:火曜日・水曜日